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[2026年]ぶっちゃけ住宅の価格は上がるの?完成までの影響は?

2026年04月03日

「今って家を建てるタイミングとしてどうなんだろう?」
「価格ってこれから下がるの?それとも上がるの?」

 

これから家づくりを考えている方にとって、今とても気になるテーマだと思います。
今回は、2026年の最新状況を踏まえて、
一級建築士・宅建士の佐藤が、できるだけ正直にお話しします。

 
 

◆結論:価格は“すでに上がり始めている”状態です

 

2026年は、中東情勢の不安定化の影響もあり、
住宅関連の材料や設備で「値上げ」の発表が相次いでいます。

 

とはいえ、実は今回の値上げは
中東情勢だけが原因ではありません。

 

・コロナ後から続くインフレ
・人件費の上昇
・物流コストの増加

 

これらが積み重なったうえで、
原油価格の上昇が“追い打ち”をかけている状態です。

 
 

◆すでに現場で起きていること

 

現場レベルでは、次のような影響が出始めています。

 

・原油由来の建材(樹脂・断熱材・塗料など)の値上げ
・設備機器の価格上昇
・一部商品の受注停止や品薄
・納期遅延の発生

 

特に深刻なのが、油性塗料やシンナーなどです。
「そもそもモノが手に入らない」という声も出てきています。

 

これは単なる値上げではなく、
“工期に影響するリスク”が出てきている状態とも言えます。

 
 

◆コロナショックのときと似ている状況

 

今回の2026年3月からの状況は、コロナ禍のときとよく似ています。

 

当時は、
・アメリカの住宅需要増 → 木材不足(ウッドショック)
・海外生産の部品が入らない → 住宅設備の遅延
・人の接触を減らす → 施工時に業者さんが被らないような段取りをする

 

といった影響がありました。

 

結果として、
・住宅価格の上昇
・工期が延びる
・住設商品を一部代替品で、とりあえずお引き渡しする

 

など、お客様にもご迷惑をおかけするケースがありました。

 
 

◆今回の方が“影響は大きい可能性”あり

 

いつ中東情勢が落ち着いついて正常化するか、
または、別のルートでこれまでの原油量を確保できるかで
値上げの話はだいぶ変わってきます。

 

特に注意が必要なのは、
「原油が関わる範囲の広さ」です。

 

原油は、
・樹脂製品(樹脂サッシ・FRP・コーキングなど)
・断熱材
・透湿防水シート
・アスファルトルーフィング
・ビニールクロス・クッションフロア
・給排水管
・気密パッキン
・油性塗料
・接着剤・養生材
・アスファルト
・輸送費

 

など、あらゆる部分に関わっています。

 

もっと広く考えれば、
海外から輸入している材料には影響が出やすくなるわけです。

つまり、コロナ時よりも、
家全体に影響が出る可能性があるということです。

また、工期的にも、
建設時に必要な資材や住設商品が入ってこないことで、
工期に遅れが出る可能性があります。

 
 

◆一度上がった価格は、基本的に下がらない

 

これは過去を見ても明らかです。

 
不動産物価指数(住宅) 国土交通省不動産物価指数(住宅)に、弊社でコロナ禍などの期間を追記
 

<画像出典>国土交通省:不動産物価指数(住宅) 令和7年12月分まで

 

青色の線グラフが戸建て住宅、黄色の線グラフが住宅用地の指数です。

 

コロナショックのときも、
「落ち着いたら、安くなると思うよ」と言う人がいましたが、

 

コロナ禍が終息した、2023年5年以降
結果としては、
・木材費はウッドショックピーク時よりは下がる
・しかし、住宅の総額は若干上がる

 

という流れになりました。

 
 

◆「様子をみておけば、安くなる」は正しいな考え方なの?

 

ご親族や知り合いから話を聞くし、

 

「今住宅を建てると高そうだから、少し様子を見ようと思っていて…」

 

という声があります。

この意見も間違いではなく、
1990年前後のバブル景気が終わったあと
不動産価格などがはじけたことを経験している方の意見です。

 

昨今の状況も、日経平均が大幅に上昇し、都会の不動産価格が急激に上昇、
バブル景気と似たものを感じるのはわかります。


ただ、少し話は逸れますが、
みなさんの身近なモノを例に出したいので、
日本マクドナルド社のハンバーガーの価格の変遷をみてください。

 
 

<画像出典>日テレNEWS NNN“デフレの象徴”は今──マック値上げ、ハンバーガー190円に 食費が圧迫…「白菜高いのでもやし鍋」【#みんなのギモン】

 

高度経済成長期のオイルショックやコロナ禍が終わってからも
価格は下がってはいません。


日本マクドナルド社だけでなく、
今後、卵、牛乳、お菓子などの値段が下がるイメージはあるでしょうか...?

 

話を戻して、
住宅市場の価格は、食品ほど値上げ率は高くないことも
不動産物価指数(住宅)の変遷と見比べるとわかるかと思います。

お客様のマイホームの夢を壊さないよう、
建築業界は、これでもかなり "がんばって" いるんです。

しかし、全世界的なインフレの流れには逆らえず、

 

待っている・悩んでいる間に
・価格は上がる
・選べる商品は減る
・工期リスクも高まる

という可能性の方が高い理由です。

コロナ禍後の住宅価格上昇は、
ハウスメーカーやビルダーの人間も、心苦しいのが本音なんです。

◆これからの時代は「早く決めた人が得をする」

もし今後もインフレが続くとすれば、

・住宅価格は上がる
・土地価格も上がる
・金利も上がる可能性が高い

という流れになります。

つまり、

早く住宅ローンを組み、住宅価格をいち早く固定すること自体がメリットになる時代
がもうすでに到来しています。

 

◆この記事を読んでいるあなたに、一番お伝えしたいこと

家は、一生に一度の大きな買い物です。
だからこそ、あせって決めたくないお気持ちはとてもよくわかります。

ただ、

夢のマイホームを実現させるためには、
数え切れない品数をそろえないと家は完成しません。
商品ひとつひとつの値上げは許容できる範囲でも、
総計では驚いてしまうケースになりがちです。

悩んでいる時間=価格上昇リスクが上がる
ということを少し頭に入れておくのが賢いと思います。

「まだ具体的じゃないから…」という段階でも大丈夫です。
まずは、ハウスメーカーやビルダーに相談してみてください。

少しでも早く動くことが、
結果的に大きな差につながる可能性がある
ことが、
少しでもわかっていただけたらうれしいです。

 

新築住宅は手が出ないと感じるお客様には、
中古住宅を買って、リフォームする手段も選択肢としてあります。
リフォームであっても施工費は上昇傾向ですので、
早めの相談が大事なのは変わりません。

サトー住販は、不動産屋 と 建築業 どちらも生業にしていますので
ご相談にのれます。

サトー住販では、誠意をもって、この苦難と戦ってまいります。
よりベストなご提案ができるよう、日々がんばっております。

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